絹100%(金属糸繊維除く) 長さ約4.5m 六通柄 | |||||
◆最適な着用時期 袷(10月~翌年5月) ◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません ◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、食事会、パーティー、お茶会 など ◆あわせる着物 洒落訪問着、付下げ、色無地、江戸小紋、織のお着物など ■中古品として仕入れてまいりました。うっすらと締め跡がございますが美品です。 ご了承の上、お目に留まりましたらお値打ちにお求めくださいませ。 (※お届け前にプレス加工をサービスいたします。お届けまで1週間前後頂戴いたします。) 紋屋井関、御寮織袋帯の逸品袋帯をご紹介いたします。 さりげない高級感を宿してくれる、通のお方専用のしゃれ袋帯としてご活用ください。 本場結城紬や大島、牛首などの高級な織りのお着物に合わせていただければ、 唯一無二のハイセンス間違いなしでございます! 1200年前の平安京の誕生以来、西陣織は宮廷織物師たちによって育まれてきました。その中でも特に「紋屋井関」の名前で呼ばれていた井関家は、西陣の紋織創始者を遠祖にもち、室町時代の末期に御寮織物司として任命された六家のうちのひとつとして知られております。井関家は、その優れた技術と意匠によって、御寮織物司を代表する一家となっていきました。 御寮織物司は、公家の高倉家・山科家の両家を通じて禁裏の装束や公家装束、将軍・大名などの衣装を江戸末期に至るまで織り続けました。時代の流れにともなって「御寮織物司」という制度はなくなりましたが、紋屋井関はその伝統を現代にも引き継いでおります。禁裏装束の復元といった文化事業にも協力を惜しまないその姿勢は、西陣織文化の守り神のような存在といっても過言ではありません。 磨き抜かれた技と豊かな歴史とが巧みに織り込まれた西陣の伝統、御寮織。そのすべてが手織りであることはもちろん、ひとりの職人が織りものの組織を把握し、一人前に織りこなすようになるまでは20年もの修練を必要とします。禁裏装束の基本ともなる有職文様などの古典的な織柄も、このようにして代々受け継がれ現代によみがえっています。 また御寮織の価値を高める要素のひとつに素材の贅沢さがあります。 プラチナ、本焼金糸、本金糸、本金箔、銀箔など熟練した技術と厳しい眼をもつ工藝士によって作られ特に吟味された最高級の素材で確かな腕が作り出す逸品-優れた技術と意匠の集大成が御寮織なのです。 その歴史と実績に裏付けられた名門の匠が織りあげた逸品は、 凛とした高級感溢れるしなやかな地に、幻想的かつ雅なムードが漂う1点です。 細やかに上品な箔糸が織り込まれた帯地。 よろけた経糸が味わい深い風合い。 朱色や唐茶、紫などの暈しで織り分け、 美しいグラデーションを表現しております。 そこに一面に織りなされた菱のもようが古典の雅をご体感くださいませ。 崇高かつ計算されつくした織り味と、お太鼓をつくったときに語りかけてくるような表情は、比類なき最高の帯姿を作り上げてくれます。 また、お手にとっていただければお分かりのようにしっかりとした打ち込みの織味ながら信じられないほどしなやかで、斜めの伸縮性にとび、横には伸びないという復元力の強さが、しめやすくしわになりにくい地風です。 素材を吟味し続けて妥協せず、延々と受け継がれる織技術で丁寧に作り上げられた帯。紋屋井関の袋帯は、帯としては逸品中の逸品で、室町界隈でも殆ど流通いたしません。 一流の呉服店でしか通常お取り扱いのないお品ですが、 ご縁があって特別にこの場でご紹介させていただくことができました。 現実的に求められるような価格で紋屋井関の袋帯を出品できるのは、 またとない機会だと思います。代々とお譲り続けられる至高の1点を、 自信と責任をもっておすすめいたします。 ぜひご検討よろしくお願いします。 | |||||
撥水加工をご要望の場合 (パールトーン加工 袋帯) (ガード加工 袋帯) | |||||
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついていることがございます。この点をご了解くださいませ。 | |||||
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